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◆MsdInw62ztuy の ・書き溜めの進行度 ・日記 ・ブーン系感想 …などを書いておくところ

円の一端のようです

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くだらない自作品語り的日記

日記というか去年の10月にあったことと、一昨日の話。

去年の10月の頭に津波の話を書くため、
三重県のとある漁村にある郷土資料館に足を運んだ。
そこの館長さんとお話をしていろいろ聞いたんだけど

そこで聞いた話というのが、
まさに今、テレビでやっているような「津波体験談」だった。

避難途中、貴重品を取りに引き返して亡くなった幼い女の子の話。
津波の発生を予期して、高台の城跡に決死の思いで生徒を避難させた先生の話。
派出所をはじめ、多くの建物が消滅した沿岸部の被害。

その館長さんも実際に津波を体験したそうで、
海の色が急に濁り、海の底が引き波で表出した光景を今でも夢にみるらしい。

でも、こういう生々しい話を聞いても当時は正直ピンとこなかった。
その光景を想像するにしても、その像がうまく頭の中で焦点を結ばなかったのだ。
そういうわけで、五話から六話の津波の描写は曖昧な想像で書かれた部分が多い。

だから、津波に関する映像を初めてテレビで見たときは恐ろしくて仕方なかった。
街を飲み込み、建物を粉々に打ち砕いて、多くの人を海へ引きずり込んだ津波。
映像を見終わった後、本当にうなじのところが冷たくなって頭が真っ白になった。

人間の想像力を超えたおぞましい光景が、日本の街で起きている。
こんな風に実際に起きたことが、自分の想像力を上回るのを体験するのは初めてのことだった。

どこかの音楽グループの人がこういうニュース映像を見て
PTSDになったっていう話を聞いたけど、その人の気持ちはなんとなくわかる。

*――――――*

それで、館長さんとこういうことについて話したくなって、
一昨日またその資料館に改めて行ったんだけど、館長さんが亡くなっていた。
学芸員さんというかなんというか、そういう感じのおばちゃんがそう言っていた。
四月の半ばに急に倒れてそのまま亡くなったそうだった。唖然。

そういうわけで、いますごくブルーです。
こんな気分になるくらいなら、あのうす汚い資料館になど行かなければよかったし、
そもそも軽い気持ちで津波なんか題材にするんじゃなかったと心の底から思う。

そしていま、自分の書いた話の全てが薄っぺらに思えてならない。

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  1. 2011年05月14日 22:46 |
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